福岡県飯塚市筒野には世の喧騒から離れ静謐を保つ場所があります。その修験道を起想させる五智如来を擁する権現谷からの恵みの天水により育まれた天照星米は、古代米である黒米(長粒種)や緑米(もち米)、コシヒカリやササニシキの起源となる伝統的な品種であるアサヒなどから誕生しました。

私たちは農薬や化学肥料、除草剤などを使用せず自家採種にこだわり、お日さまの力を借りて天日干しすることによってお米が本来持つ生命力を引き出そうとしています。ご縁のある皆様にお届け出来れば誠にありがたく幸せに存じます。

■黒米とは
古代米のひとつで薬米として重宝されてきました。糠にビタミン（ビタミンBビタミンEなど）リン・カルシウムなどのミネラルを含み、摂取することで滋養強壮作用がもたらされるといわれています。

また、白米や赤米よりも高い抗酸化機能を持っています。玄米の種皮または果皮の少なくとも一方にアントシアニン系の紫黒色素を含み、食用米としての黒米は主に果皮部に含まれるものを指しています。タンニン系の赤色色素を併せもつ品種もありますが、そうしたものは見かけの色から黒米に分類されると考えられています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、老化防止や視力増強、肝機能の強化の作用があるとされています。